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「土電」の名で親しまれる路面電車、土佐電気鉄道の検車・改造などを全てを行う工場、及び現在では全ての土電車両を留置する車庫は、桟橋車庫と呼ばれている。鉄道愛好家以外でも、土電では盛んな外国車両導入が有名である。この沢山の外国車両のほぼ全てを桟橋車庫の様子と一緒に公開したい。
桟橋線の終点近く、道路中央から分岐する二本の線路がある。これが桟橋車庫への連絡線だ。
車庫入り口付近からの様子。広告車や外国車両が一同に並び華やかな路面電車風景を演出している。
車庫の留置線の一部にはこのように屋根の付いたものがある。これは洗車線と外国車両の留置線である。
横に動く可動橋を超えると検車などが行われる工場。今日も検車を受けていた車両が何両かいた。
もともと運行本数が多い土電だが、ラッシュ時は特に車両を多く必要とする。昼間もかなりの車両が留置されているのだ。所狭しに車両が留置されている。
これは最近、土電入りした元名鉄591。以前は直接フェリーを使い運搬していた車両も、フェリー廃止から今回は宇高国道フェリーを使った高松経由となった。実は深夜に行われたこの運搬風景を私の母が目撃している。
[珍車紹介@:貨1号]
土電唯一の事業用車両として土電ファンには有名。走行シーンは滅多に見ることができないが、たまに貸切にて本線を走行するようだ。
[珍車紹介A:735形]
ドイツは元シュツットガルト路面電車の車両で1990年に土電で運転が開始された。年数のせいか車両は至るところで塗装が剥げている。、
[珍車紹介B:300形]
これは外国車両でもなんでもないw北九州の路面電車からやってきたイベント車である。カラオケ機器を備え、夏季には「ビアホール電車」として運用される。
順番がおかしいが、これは735形の車内である。対面式シートで日本の路面電車では使い勝手が悪そうだ。
[珍車紹介C:533形]
ポルトガルのリスボン市電の車両。「動く電車の博物館」を謳い話題性の高い外国車両を導入しているが、乗客の反応はいまひとつのようだ。この車両には中に扉があるもののいかにも寒そうだ。
[珍車紹介D:320形]
オーストリアのグラーツ市電の車両。社員の方に話を窺がったところ、外国車両より普通車のアンパンマン塗装車のほうが人気があるようだ。運行状況の問い合わせも多いそうだ。
[珍車紹介E:7形]
明治時代の車両の復元車。完成当時はポールであったが、都合上乙形パンダに変えられた。今もダミーポールが残り見た目が中途半端である(笑。
[珍車紹介F:198形]
ノルウェーのオルス市電の車両。前面の形状が特徴的だ。このように道行く人の目を楽しませてくれる外国車両だが、乗客や土電社員の評判はそれほど良くない。なんせ使い勝手が悪い。訪れた日は年末年始であったが運用に就いていた外国車両はたった一両であった。
言うまでも無いが全ての写真は土佐電気鉄道さんに許可を取り撮影した。丁寧に案内していただき感謝の気持ちでいっぱいである。やはり鉄道愛好家の私は土電は注目するべき鉄道である。外国車両を上手い具合に運用する方法はないものだろうか・・・
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