□対策前
バリアフリー化と一口に言っても、その方法はたくさんある。階段部分にスロープを設置したり、点字ブロックを設置したりと様々だ。私は今回、列車時刻表に目をおいた。
少し前まで駅の列車時刻表は「改札口の上」に設置されているのが一般的であった。この「改札口の上」の列車時刻表は各列車を一本一本を事細かに記したもので、文字が多く見づらいものだった。坪尻駅(写真2)のような列車の本数が少ない駅ならまだしも、伊予西条(写真1)のように列車本数が多い駅でも導入されているものだから、読みにくいの以前に探すことに一苦労だ。
さらにこれは見難いだけではない。改札口の上ということはかなり高い位置に設置されている。つまり、見るためには頭を上げなくてはならない。高齢者には負担が大きいのだ。高齢化社会の四国では特に改善されるべき問題である。
JR四国ではこの問題が最近、急速に改善されてきた。下記を続けて読んでいただきたい。
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(予讃線・伊予西条駅)
(土讃線・坪尻駅)
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