最終更新 2006年6月24日 
 佐々連新鉱山二回目
                                 


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佐々連新鉱山二回目


B地点
 線路を追う前に、なんだかそっちものがありそうな匂いがする佐々連通洞横をちょっと探索してみることにした。写真は佐々連通洞の洞門を横から見た様子。撮影用のセットというか、、看板建築のようだ。

B地点
 なにやら階段があったのでそれを使い佐々連通洞洞門上に立って辺りを見下ろしてみた。かつてここには何があったのだろうか。いろいろと想像できる。

B地点
 結局階段を上っても何もなかった。物置小屋のほんとに小さいのがあったぐらいだった。階段の手すりには古レールが使われていたのだが、一体どこで使っていたものだろうか。鉱山鉄道が廃止となってから、つまり閉山後にとりつけられたのだろうか・・・。
 それで今度は階段を上らず川沿いにわずかに直進した。すると、、なにや軌道跡のような雰囲気の平地にでた。そしてその平地の奥を望むと橋台だ!!

B地点
 この橋台は鉄道用とみて間違いないだろう。川と川との合流地点は滝のようになっていて、それを跨ぐ橋が架けられていたのだと考えられる。それにしても一体どこから伸びてきたのだろうか。そして、この先は一体どこに続いているのだろうか。大変興味深い。しかし、今回の目的は他にあって、こちらを攻める時間はなかった・・・というより、この切り立った崖をもつ川を乗り越える素手がなかった・・・。

B地点
 気をとり戻して先程の線路を辿ってみることにした。線路は大きな石垣にそって延びていた。ちなみにこの石垣、九十九折のようになっていて、もしかしたらスイッチバックして写真左の山を登っていたのかもしれない。そして先程の橋台のところに続いていたのかもしれない。

C地点
 ありゃりゃ・・・、ショベルカーがいてなんと線路を周辺を掘り返しているではないか。線路はひん曲がってしまっている・・・

C地点
 幸いにも工事区間は僅かで線路状況は悪いものの続いていた。と思ったつかのまの線路の終点。。崖を目の前にして突然途切れている。しかし、この線路部分は他とは違い、線路脇に煉瓦のようなものが敷き詰められていた。何かの施設があったと考えられる。鉱物の積み出しでも行われていたのだろうか。

D地点
 さきほどの崖横を進むことしてしばらく、、こんな坑道にありついた。これまた丁寧に坑道入口前は整備されている。新しいコンクリートは太陽の光を反射している。ちなみに肩額には「風洞」と書かれているのだが、風洞ということは空気を坑道内に送るために掘られたのだ。

D地点
 展開を薄々想像しつつ中をのぞくとやはりなにかの施設。おそらく鉱毒関係の処理施設だと思われる。しかし、注目してほしいものがある。写真上部をみてほしい。鉄板の上には木を組み合わせた天井のようなものがある。これはおそらく鉱山稼動時のものだ。ちなみにここにくる途中、もう一つ坑道らしきものを見つけたが完全に埋もれていた。人工的に埋め戻したのだろうか。

E地点
 場所が飛びに飛んでわかりづらくて申し訳ない。これは先程の風洞から伸びていた線路跡を辿ったところの写真だ。輝かしい新緑にまみれてわかりづらい。

E地点
 なんと木々に埋もれていたのはホッパー跡だ!もう佐々連鉱山あつすぎる!!久々にキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!って感じがする。

E地点
 ホッパー跡近くより眼下には近年建設された鉱毒除去施設がある。おそらく無人だろう。もちろん見えるものはそれだけではない、鉱山関係の水を溜めるタンクであった。


 とりあえずまとめの地図を用意した。


 しかし、今日みたきた風景は佐々連鉱山のほんの一部に過ぎない。佐々連鉱山のすべてはこの坑道の中にあるのだ。



 おわり



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