最終更新 2006年6月29日 
 佐々連旧鉱山ニ回目
                                 


TOP>隧道・道路>佐々連旧鉱山ニ回目

佐々連旧鉱山ニ回目

 いやー、なんだろうか。緑一色のこの空間に異色のダークな雰囲気を漂わす坑道入口。よく見ると、入口を支えているのは木製ではないか。重要な位置を占める入口付近にコンクリート一つ使っていない旧鉱山。もしや大正以前の状態のままなのかもしれない。閉山はいつだったのだろうか。


 坑道内からはホースというかパイプ管が延びていた。このままどこかに通じているようだが真相はわからない。関連する施設でもあるのだろうか。しかし、今はのんびりそんなことを考えている暇はない。


 急斜面を雑草などを利用して入口の前に立つとわかったのだが、、、なんとなんとなんと、、錆びに錆びきった鉄の柵は一部が崩壊し坑道への進入を許していたのだ。それにしてもボロボロな鉄柵。触ると折れてしまう。完全崩壊の日もそう遠くはないだろう。


 こ、これはなんなんだ。完全素掘りである。これが佐々連クオリティなのか。


 素掘りの坑道は上を眺めると鍾乳石のような白い液体が垂れ下がって固まった突起が見られる。こいつぁ興奮を高めた。


 私を更に興奮の渦へと巻き込んだのは足元にあった。軌道だ!!なんとも簡易な軌道である。入口もさながら、内部も昭和のものとは思えない設備。この軌道はおそらく手押しのトロッコでも走ったのはないだろうか。


 この設備はなんだろうか。坑道奥と地上世界とを結ぶパイプ管。空気やら水やらを送ったり、あるいは排出したのだろうか。


 そして最後の極めつけはこれ。と、トロッコである!!!!!やけに小さいニ軸トロッコ。これでこの軌道は手押しトロッコが走らされていたということで決まりだろう。鉄製の車輪は錆びてその形を失いつつある。鉱物等の積載部分は木製だ。


 流石に本坑であるだろうことから、広々としている。


 入坑より20メートル。私の目の前に現れたのはまたも柵。今度は木製である。風雨には晒されないことから先程の鉄製の柵より保存状態がよい。とは言えど、腐食した部分もあり、、僅かながら隙間があった、人一人入るのも難しいだろう大きさ。鉱山の深追いが危険なことであることは私も強く承知している。これ以上の進行は断念した。鉱山は危険がいっぱい。隧道とは異なり進み続けたところで出口がないのだ。坑道内は分岐がたくさん。それは横だけではなく上下にも。縦横無尽に坑道は延びている。そんなところに迷いこめばどうなるだろうか。想像は安易にできる。


 ところで坑道を脱出し広場の方に目を向けるとなにやら新しい目の橋がある。名前は佐々連橋。昭和56年の完成とあった。廃坑となってからはかなりの年月にがたっているであろうのに、何故に橋が架けられたのだろうか。


 そしてもう一つの発見。完全封鎖された坑道が発見できた。
 

 何故、こんなに厳重封鎖されているかといえば理由は水。採掘中に地下水が大量に漏れてきたことが原因なのだ。そして、その地下水はいまだに放出しつつある・・・
 

 
 おわり



  戻 る


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送