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土佐石灰鉄道 【多ノ郷篇】

土佐石灰工業線とは、土讃線斗賀野駅付近にある鉱山から斗賀野までを自社線、
斗賀野〜多ノ郷間は国鉄土讃線を経由し、多ノ郷〜工場間を自社線で走る鉱山鉄道である。
鉱山は大平山鉱山といい石灰が採掘されていた。

前回の斗賀野篇に続き、今回は多ノ郷の廃線を訪問します。






土讃線との分岐点にいくと、早速小さなホームを見つけた。
しかし此処に何故ホームが必要だったのか。貨物駅?信号所?と疑問が生まれる。


線路跡は道路として整備されている。左に大きな弧を書くように進む。


土讃線との分岐点を振りかえった様子。


ここまで途中はバイパス工事に伴う再開発で遺構は見当たらなかった。
この川を跨ぐ橋が架けられていたが、途中の橋脚とともに撤去されている。
鉄塔下の色の違うコンクリートは廃線の橋台である。


土讃線側の橋台は少し突起していてわかりやすい。


工場側の橋台付近には踏み切りの基礎が残されていた。


ここからは工場内を走るのだが、当時を思わせるものは無かった。


おおよその遺構の配置図はこんなところ。


これが土讃線との分岐概要図。
多ノ郷駅は今こそ2面2線ですが、1947年と完成年度は新しく当時は1面1線。


廃線の途中にあった構造物の概要図。
多分他のサイトにはないと思われます(笑
正直、図の製作が面倒なのです・・・(−−;;;
反響が悪けりゃ止めますので、続けて欲しい方おられましたら掲示板まで一言お願い時ますm(__)m
遺構が少なく想像の部分もありますので悪しからず





最終更新日2005/8/19 訪問日2005/8/7



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