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屋島ケーブル 第二回

休止から1年1ヶ月、廃止からは2ヵ月半の屋島ケーブルは営業時とさほど変化のない様子だった。今にも動き出しそうな車両、設備だが、廃止となっては営業の再開はないだろう。
私はホーム横から線路へと進み急勾配のケーブル廃線後を登り始めた・・・




とにかく車両をはじめ、ケーブルや架線など一式が全て揃っている。線路脇は雑草が生えているものの、階段があり歩きやすい。屋島登山には結構いいかも・・・




先を見ると途中で途切れているが、これはカーブしているため。山上までの距離を縮めるごとに勾配はきつくなっていっく。




鉄道用の架線のほかに、山上への送電線や電話線など様々な線が取り付けられている。それに電球が取り付けられているではないか。夜間に保線を行う際は点灯していたのかも知れない。




ケーブルを支える滑車。




暫くすると掘割になりカーブが始まる。




線路脇の木も紅葉しつつある。高度が増すうちに景色がよくなり、天気も快晴であるためか、ここの廃線は歩いていて気分がいい。




カーブを曲がり終わると行き違い設備だ。丁度中間地点である。




階段が木製になるころにはトンネルが見えてくる。




ちなみにこの木製階段部分、海こそ見えないが、個人的に屋島のどの展望台よりも景色がいいと思う。木など視界を遮るものは一切ない。




高松市内一望。しかし、高松市全域から私が見られている心配があることは否めない。。




トンネルに近づくと掘割が深くなる。




トンネル、いや、隧道横には「警笛鳴らせ」の標識。

次回最終回、レトロな雰囲気の電波な駅舎の今は・・・


第3回に続く


最終更新日2005/11/14 訪問日2005/11/13



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