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塩江温泉鉄道 第四回


自転車で巡る塩江温泉鉄道第四回目、最終回。
連続橋脚や今廃線の最長廃隧道、香東川を渡る廃線跡・・・・・・・・・・




三号隧道を抜け、少し行くとすぐに橋脚が現れる。




しかも今回は連続した長いもの。写真には入っていないが手前にも橋脚があり、合計6本の橋脚が現存している。




廃線跡が田んぼになっている区間を迂回して廃線跡と交わる部分で塩江側を向くと突如廃線らしさが出ている。




写真がぶれていて申し訳ない。興奮して手が震えた、ってのを理由に(笑。線路脇の竹には「猪の罠注意」とかかかれていて少し用心しながら前に進んだ。




いままでとは違い直線でそこそこ距離がある。




坑口付近には井戸か何かの取水口がある。無論廃線になってから設置されたのだろう。何故こんな隧道内に付けなくてはならなかったのだろうか。




写真を見ると洞内は明るくみえるが実際は結構暗いのだ。安全を確認してから自転車の通過を試みた。今回、ライトはもってきていなかったので自転車の発電式ライトを駆使し進入した。速度が出てないと前が照らされないわけで途中撮影は断念。ちなみに初の自転車での廃隧道突破となった。




退避坑も。




塩江側出口。仏生山側にはなかったのだがこちらにはコンクリートが膝程度の高さまであり半ば軽いバリケード状態になっていた。私はここを自転車を持ち上げ通過。




塩江側坑口。写真に見える自転車は私のもの。なんら改造をしていない平凡なシティサイクル(俗に言うママチャリ)。以前はライトも装備していたがすぐに壊れてしまい、以後購入していない。




終点方面。藪ではあるが、一応人の通る道程度はある。




廃墟の近くでその道も途絶えた。正面の木を少し抜ければ香東川にぶつかり廃線は橋を使い川を越えていた。




なんだか鬱蒼としている・・・




坑口横の細道を下りると川に沿う国道に合流できる。すぐに川のほうを望む橋脚が。




ここが廃線跡。この木々のうしろに廃隧道はある。




対岸からの様子。一本だけ橋脚が残されている。他はその跡すらみつけられなかった。




廃線跡と推定される道路。確かな証拠はない。




旧塩江町市街地にかかる橋の橋脚は今日見てきた廃線の橋脚に共通する雰囲気がある。塩江温泉鉄道のものである可能性が高い。




この橋を渡ったところが終点であったと考えられる。


一応廃線跡はこれで終わりだが今回の旅では鉄道以外の気になるものをいくつも見つけた。それを次の「おまけ」で紹介したい。

おまけもどうぞ


最終更新日2005/12/6 訪問日2005/12/3



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